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めーたろうな日々
アクセや雑貨の手作り記録と、我が家の王子様メイタロウ(ホーランドロップイヤー♂)の日記です。
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すっかり、滞ってしまいました。
まだこのサイト見てくださってる方っているかしら…?

ここの所、製作活動もサボリ気味で、知人に渡す誕生日プレゼントの分とか、
自分で普段使いにするためのシュシュとかぐらいしか作っていません。
理由は、気乗りしなくてというのと、そこまで体力を回せなかったと言った所でしょうか。
無理に作ってもいい作品ができるわけではないので、
机に並ぶ材料や道具はそのままに、結局カギ針を2ヶ月は触ってないかもしれません。
時々作りたいなぁと思うときはあるので、また、気力体力が戻ったら作り出すと思います。(苦笑)


そんな状態になっている現状を、少しだけ話しますね。
少しだけ暗い話になるので、お嫌な方は下を開かないでくださいませ。


少しだけ、長話をさせてください。

今更カミングアウトすると、昨年から不妊治療を行っていました。



幸い、自宅のすぐそば(本当に自転車で5分もかからない所)に、
婦人科としては大きくて、設備の整った口コミでも評判のいい医院があったので
そこに、去年のはじめ頃から通っています。


私、自分の体質なども考えてこの年になるまで、子供は諦めていたんですね。

以前通っていた大学病院の先生には、妊娠したら長期無菌室だよとか脅かされるし、
体質変わって膠原病の症状が出始めるかもとか言われるし、
どうやら同じような体質だったらしい叔母の子(つまり従姉妹)は、
今まで知らなかったけれど生まれた時から障害を抱えてた、なんて話もきいてしまったし。
私の家系はどうも色々難有りだったらしくて、親の話を聞くと、どうやら負の遺伝も
随分とありそうな雰囲気です。
その全ては「もしかしたら」の可能性の話。
だけど、普通よりも何倍も母子共に問題が起きる割合は高い、なんて話を聞いて
すっかり萎縮してしまっていたんですね。

だって、怖いじゃないですか。(苦笑)
影響が出るのが、辛い目にあうのが自分だけなら納得も、我慢も出来るけれど、
もし間違って子供に出てしまったら?
自分がさっさと死んでしまえば、「次の人ちゃんと探してね」でいいかもだけど、
長期入院なんてなったら、旦那の人生だって狂ってしまいます。
(そんな事を言っても、すんなり納得してはもらえなさそうですが……/苦笑)
元々、体質の成果痛がりだし怖がりの私は、怖いケースの事ばかり考えてしまって、
33ぐらいまでは、ずっと「いつか養子を貰おう。その方が皆のためにもいい」なんて
結論に至っていました。

それが何故ひっくり返ったのか、と言われると、正直自分でも上手く説明できそうにありません。
義妹や旦那側の従姉妹達が出産し、お正月になるたびに会うことになる甥っ子・姪っ子や
友人達の子供自慢、街で聞こえる子供の声なんてのに、感化されたのかもしれないし、
単に年を取った事で、老後というものを実感するようになっただけかもしれない。
自分の体質を知らなかった頃の夢を思い出したっていうのもあるだろうし、
何より、自分のと言うよりも旦那の遺伝子を残したかったのが、一番…なのかな。(笑)


怯えながら、それでも覚悟を決めて婦人科のドアを叩いたのが、
確か去年の初めぐらいだったと思う。


自分の体質とかばかり気になって、妊娠について不勉強過ぎて、
初診をしてくれたら院長先生には怒られました。(苦笑)

初めは、今まで全くつけていなかった基礎体温を毎日つけるところから。
医師の勧めで、葉酸のサプリメントも飲みはじめました。

担当医も不妊治療専門の先生にバトンタッチ。
男の先生で初めは抵抗があったけれど、何度か行くうちに平気に。
慣れって怖いですね。(苦笑)
体質的にここでの出産は危ないから、妊娠できたら大病院だね、なんていい渡されました。
産婦人科関連の事はできても、血液内科関連の事はここではできないから、
と言うのが理由です。
また、スタッフ数的に付っきりというわけにもいかないから、とのこと。

自分の体質を話した後に、たまたま担当の先生が居ない日に行ってしまって、
ガン専門の先生に、「おたく、自殺願望でもあるの?」とか辛らつな言葉も受けました。
曰く、「もし今より血液の状態が悪くなったら、3日で死ぬよ?」
人よりも血が薄いというのは、昔から散々聞かされていたし、
傷を負えば治るのに普通の人の倍はかかるなんて自覚もあったけれど、
体のバランスを壊す事が、そんな3日なんて単位で死に繋がるなんて自覚はなくて、
思わず泣いてしまったのを覚えてます。

…泣いたけど、めげずに今もまだ不妊治療してるわけですが。(苦笑)

基礎体温の波形が出鱈目すぎるし、酷いと半年とか1年生理がこない状況を
まずはどうにかしよう、と、1ヶ月ぐらい経った時点から投薬が始まりました。

初めは一番弱いという、錠剤を飲むことから。
排卵誘発剤を数日飲んで、その数日後から黄体ホルモンの薬を飲んで…
それでなんとか生理は来るようになったのですが、まだ波形は綺麗になりません。
先生曰く、排卵がちゃんと起きてないとのこと。

昨年の9月ぐらいには、それまでの排卵誘発剤を2段階投与にして増やすのに
加えて、はじめてHCGを打ちました。
大人になってからはインフルエンザの予防接種すら受けてなかった私。
久しぶりの筋肉注射で半分泣きそうでした。
いや、本当には泣いてませんが。(苦笑)
それでやっと体温が上がるようにはなったのですが、まだ波形はぐちゃぐちゃ。
薬の効きもあまりよくないのか、次の生理まで2ヶ月近く空くなんて有様で、
なかなか進展しませんでした。

本格的にリミットを決めたのは今年に入ってから、だったかな。
ずっと続けるのは精神的にも経済的にもつらいし、
始めたのが遅かったから高齢出産でも色々問題がおきそうで。
次の誕生日、9月をリミット、と旦那と相談して決めました。

それで覚悟が決まって、1月の半ばから投薬をもう一段階ステップアップしました。
具体的には、排卵誘発剤を注射に変更。
1回目は11日間、毎日注射を打つ為だけに病院に通いました。
12日目にまたHCG。だから、合計12日。

痛くても我慢!っと、毎日注射を打たれていたら、
実は筋肉注射にも上手い下手があるんだ、なんて事実に気がついたりもしました。(苦笑)
あれって、針が刺さる時は採血と同じだから大したことないのですが、
液が入っていく時がかなり痛いんですよね。
何度か通ううちに、この看護婦さんは上手い人!とか見分けられるようになっちゃった。
どうやら、コツがあるらしく、腕の筋肉をぎゅっと掴んで、ゆっくり注射した場合は、
そんなに痛くないみたい。
一番痛いのは、「はい、打ちますよー」、ぶすっ、「はい、おしまいー」ってさっさと終わらされるパターン。
多分感情的なものもかなりあるかもしれない。(笑)

痛いのを我慢した甲斐あって、今度は結構綺麗な波形が出るように。
ただ、この注射、よく不妊治療が辛いって言われる一因になってるやつで、
体調に結構影響が…
多分、気分的なものだったのだと思うけれど(なぜなら2回目はそうでもなかったから)
1回目は注射を受けた日は吐き気とだるさで、しんどかったです。
あと、11日間打ちおわった後ぐらいから、お腹が張ってるような感覚。

で、困った事に注射で卵胞は育ったのですが、そのあとの生理が終わっても
いくつも育ったそれが排卵しきらず、一度リセットせざるえなく。
それでまた次の注射が打てる様になるまでかなりの間待つことに。

そして、このGW。
2回目の注射による排卵誘発をしていました。
結果的にはGWの休み中、毎日注射通いになってしまって連休はどこもいけませんでした…(汗)
でも、前回ので少し慣れたのか、体調は比較的良かったと思う。

なら、いけるかな?ってことで、
今月5月10日に、AIH、人工授精を受けました。

旦那の精液を持っていって洗浄濃縮してもらい、細い管で私の体へ。
いつもの検査器と違う間隔に怯えてたら、大丈夫だから痛くないからと宥められました。(苦笑)
確かにやってみたら変な感じはするけど、痛くはなかった…かな?
検査台の足の部分だけ外してもらい、楽な姿勢になれるように足置き置いてもらって、
その場で20分ぐらい安静。
リラックスしなさい、ってことでクラシックのかかったヘッドフォン。
ぼーっと寝ている間、「ちゃんとこーい。頑張ってこーい」なんてずっと頭の中で繰り返してました。
もちろん、こいって言ってるのは旦那の精子。くる先は私の卵子。(笑)

その結果は、まだ出ていません。
だってまだそんなに日が経っていないもの。
分かるようになるのはもう少し先。生理がきちゃったら残念だけど失敗。

で、今。
今までにないぐらい綺麗な波形で高温期がきているのだけど…

AIHの時から感じていた、お腹の張り…というか、卵巣の腫れが微妙に悪化。
所謂、卵巣過剰刺激症候群ってのに掴まってしまったみたいです。

痛い時は、それこそ両方の卵巣が焼け石に変わったみたいな感じ。
そりゃそうだよねぇ。大きな卵胞は20mmとか言ってた気がするし。
それが両方の卵巣に1個じゃなく複数育っちゃってるんだから、破裂しそうに痛いのは道理。
酷いと、卵巣だけじゃなくて子宮やその入り口の方まで脈打ってる。
生理の時に、お手洗いで痛くて排泄が辛いのを、もっと酷くしたような感じ。
しかも、なぜか、痛みが治まってる時は妙にエッチがしたい…(汗)

あまりに痛いので、担当の先生が居る日じゃないのを承知で病院に駆け込む。
そしたら出てきたのは、あのガン担当の怖い先生。(汗)
問診と検尿と採血をして、ひどい脱水症状にはなってない、
お腹も見て、卵巣腫れてるしお腹に水あるけど、これは堪えるしかないよ、とのこと。
…堪えない = 妊娠を諦める、 らしいので半分泣きそうになりながら我慢すると言う。
「泣きいれられても困るよ」なんて言われたけど、痛いんです、真面目に。
あれこれ話を聞いて、市販のよりこっちがいいからと、鎮痛剤受け取って、
痛いの我慢しながら、脱水症状対策にポカリスエットを購入。
なんとか自宅まで帰ってきて、少しだけ食べて薬を飲み、ついでに水分も大量補給。
そのままひっくり返って…

鎮痛剤が効いていても、微妙に痛みって残るし違和感、圧迫感は感じるもので、
もうこればっかりはひたすら時間が経つのを待つしかないみたいです。


今がこの状態。
まだ、AIHの結果が出てないのでどう転ぶかわからないけれど、
我慢我慢の日々を過ごしてます。

自分で決めたから後悔はしてないけど、あはは…やっぱ、きついもんだね。
あまりに痛いと椅子にも座ってられない時があるから、仕事休まなきゃだし、
医療費かかるし、そんな日は日の7割ぐらい布団でうとうとして過ごしてしまうから
なんだかとっても損した気分になるし。(苦笑)
おまけに昼間もうとうとしてるものだから、夜、変な時間に目が覚めるんだよね。



なんで、今、この話をここに書いたかと言うと、
もちろん更新滞っててごめんなさい、っていうのもあるのだけれど。
一番は、ネットで不妊治療を調べた時に、沢山の体験談に当たったからでした。

不妊治療をしている人は結構世の中多くて、
そんな人の一部は、自分の治療生活を日記にしてあげてくれています。
それに励まされた、っていうのが一番大きいかな。(笑)
ほら、痛くなったなんていったら、やっぱり不安になるじゃない。
だけど、調べてみたらその傷みを我慢してる人は沢山居て、私一人だけじゃないんだって、分かって…
だから、私も書いてみたくなった、なんて。


久しぶりの更新がこんな内容で、ごめんなさい。

妊娠するか、それともリミットが来て治療をやめるかするまで、
精神的に不安定なのもあって、出店やイベント参加は多分見送りになってしまうと思う。
実際作るどころじゃない時も結構あるし、こればっかりはしょうがないのかな、と。
だけど、作りたい気持ちはやっぱり残っていて、今も相変わらず材料山積みだし、
時々材料並べて、こんなのがいいなーなんて考える事もあるし。

また、物作りを再開した時には「おかえり」って言って下さいな。

もう少しだけ、治療、頑張ってきますね。
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