たまには作成途中の写真も載せてみようかな、と、撮ってみました。 ウサギのぬいぐるみを作る上で 実は一番面倒だなぁと思ってるのがこれ。 型紙を布に写して、切り取る作業。 何がめんどくさいって、ながら作業が出来ないから…(苦笑) 縫ったり綿詰めたり、なんて作業は全てTVみたりしながらでもできるけど この作業だけは布を広げられる場所で真面目にやらなきゃなのです。 布によっては使ってるペンで色がつかず、 型紙を写すのにものすごく時間がかかります。 で、もこもこした布は切る時にものすごく糸くずが…。 ごみ箱だっこして、その上で布切ってる事もよくあったりします。(汗) 型紙は何度も使う物なのでプラスチック製の板で作ってあります。 故に馬鹿の1つ覚えよろしく、ウサギばかり作ってるわけですが…(苦笑) 形は本を参考にほんの一部だけアレンジ。 立体を一から型紙におこせる人はすごいなぁと思う。 ここまで来ちゃえば、あとはらくちん。 パソコンの前でちくちくやっててもいいし リビングのソファでやってもいいし。 手縫いだからこそ!ですね。(笑) とは言え、ボアやフェイクファーとかの毛足の長い布なら 縫い目が気にならないけれど、今回みたいに普通の布だと流石にミシンです。 以前、トレーナー生地で作った時に手縫いでやって いつもの2倍も時間かかっちゃったしね。 しかし立体物はミシン使うのも地味に大変。細かいと更に大変…(遠い目) 間違って変な所縫っちゃうこともたまにあったり、なかったり。 そういう時は手縫いの方がほどくのも簡単だったり。 実はこっそりミシン使うのが下手だったりします…。 そんなこんなでミシン。 マチ針刺して縫うことも勿論あるけど、 今回は白い布だったのでなし。 よく指に刺して血にじませてるので、 白だと使えないのです…orz しかたないのでいつも、ちまちま縫っては止めて、縫っては止めてを繰り返し。 大抵は胴体の左右合わせの所を一番始めに縫ってます。 これは中に入れる綿とペレット。 どっちも数作るので多めのを買ってます。 綿だけでもいいのかもだけど、 いい子にお座りしていて欲しいので、 お尻のところと耳にちょこっとだけ プラスチック製のペレットを入れています。 そんなことをしてると、 人の後ろで勝手に寛ぐウサギ様がいたり。(笑) 針使ってる時は危ないからきちゃダメ!と 言い聞かせているのだけど、さっぱり聞いてくれません。 人の手元覗き込んで、「なぁにやってるのー?」と 邪魔ばっかり。好奇心旺盛なことこの上ない。 これは耳のパーツ。 これだけ見ると花弁みたい。 中にちょこっとだけペレットを入れて ちゃんと垂れ下がるようにしています。 で、頭のパーツに縫い合わせて こんな感じになります。 今はまだ裏返しの状態。 ちょっとウサギっぽくなってきました。 こっちは体のパーツを縫い合わせたところ。 なんだか、あかちゃんの服みたいです。(笑) 重石のペレットを入れる関係もあって、 お尻のところは他よりも多めに往復縫い。 合わせが分かりやすいので いつもお尻の方から2回に分けて縫っています。 最後の難関。 胴体と頭を合わせたところ。 ここをミシンで縫うのは初めてだったのだけど、 めちゃくちゃやりづらかったです…(汗) 実は一度間違った所を縫ってしまって 慌ててほどきました。 背中側にちょこっとだけ空いた返し口から 表に返したのが←。 やっと長い耳が見えるようになりました。 ここまできちゃえば後はちょこっとだけ。 まだ綿やペレットが入ってないので くったり、なんだかカエルみたいです。 この後、頭と手足に綿を詰めて、おなかにペレットを入れてから さらに綿を追加して…。 背中の返し口を縫い合わせるとぬいぐるみっぽくなります。 最後に黒ボタンの目をつけて、 表情をつけるために ちょこっとだけほっぺを縫えば… 出来上がり! 布を切る所から始めて、大体1匹で3時間ぐらいかなぁ。 大抵は型紙写しと布を切る所の作業だけまとめて数匹分やって その後はちまちまと手が空いた時に手で縫っています。 縫う場所が少なくても細かい分、大きい子も小さい子もかかる手間は同じぐらい。 そう考えると確かにあの値段は安すぎなのかもなぁ。うーん… ちなみに今回の子は売り物じゃなくてプライベート用。 洗える布で作ってみたけれど、中は綿だから干すのが大変かもしれない…。 PR 忍者ブログ | [PR]
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