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めーたろうな日々
アクセや雑貨の手作り記録と、我が家の王子様メイタロウ(ホーランドロップイヤー♂)の日記です。
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困った事がおきました。


11月5日土曜日。
13週目の検診は、旦那が仕事になってしまい一人で受けてきました。
ツワリも随分楽になったような気がしてたし、おなかもちょっと大きくなったような気がしていて、「今回で性別分かるかなー」なんてとっても気楽に病院へ。

そう、ツワリはそろそろ終わったのかな?と思うほど今週は楽だったんです。
先週はいつもの吐き気に加えて、眩暈がひどくて仕事休んだほどだったのに。
今週は吐き気はたまにあるけど、本当に元気。
ただ、たまに腸のあたり?がきりっと来たり、血便が出てびっくりしたけれど、調べてみたら妊婦にはよくあること(子宮が大きくなったせいで胃腸が圧迫されて起きるんだそうな)らしいので、全然心配もしていませんでした。
疲れやすいのは相変わらずだけど、それはもうお腹に居るうちはしかたないのかなーと。
なので、いよいよ安定期だ~!!なんて思っていました。

病院で、体重量られるかなー、なんてしょうもない事を思いつつ順番を待つ。
実際には血圧と検尿だけだったのだけど。
(そして、暫くツワリが酷かったせいで、一度は3kgぐらい増えた体重もほとんど元に戻ってしまったので、先生に怒られる心配もなかったのだけど。)
今回は、看護婦さんが慣れてないのか血圧を測るのがやたらと痛いわ、上が140とかすごい数字になるわでちょっと困ったけど、ここまでは本当にのんびりでした。
あれって絶対締め過ぎたせいだと思うんだ…(涙)


順番が回ってきて、すっかり顔なじみになった先生に挨拶して。
初めは前回受けた血液検査の結果。
血液型から何から、再確認も含めて前回試験管6本分の結果はそこそこ良好。
考えてみると初めてだったエイズ検査もちゃんと陰性。(そりゃそうだ。輸血経験もなければ、旦那以外と関係もったことないもん。)
麻疹もちゃんと抗体もってるし、血液型もRH-とかはついていない。
相変わらず低い血小板の数字はいつも通りで安定してるし、今回低いって出ちゃってた赤血球の数も過去何度か見たぐらいの数字で、妊婦としてはよくある数字なんだそうな。
うんうん、大丈夫だねぇ、なんて先生と頷いて。
じゃぁ、超音波で赤ちゃんみてみようか、といつもの流れになった。

診察台にのって、検査器入れられて…
今までだったら早々に「動いてるね。見てみる?」って言ってくれる先生が、カーテンの向こうで唸ってる。
なんか、いやな感じがする、と不安になりながら、こちらから、「どうですか?」って訊いてみた。
カーテンを外して、モニタを見せてくれる先生。
映像を見せてくれたけど、私には何が悪いのかさっぱり分からない。
ちゃんと大きくなってるし、胸の辺りで心臓もぴくぴく動いてる。
何が問題なの?と思ったら…

「赤ちゃんのおなかに影があるね。かなり大きい。水が溜まってるのかもしれない…」

素人目にはへその緒かな?と思った、白い細いラインが本当の赤ちゃんのおなかの端っこで、羊水だと思った部分の一部は、赤ちゃんのお腹の中。
渋い顔してる先生に、つい食い下がる。
「よく、あること、なんですか?」
そしたら、ゆっくり首を横に振られた。
「ちゃんとサイズは予定通りのところまで育っているし、心臓も動いてる。赤ちゃん自身は元気だけど、これはあまりあるケースではないよ。水が溜まっているように見えるけれど、そうじゃなくて赤ちゃんのおなかが傷ついて、そこから腸がはみでちゃってる可能性もある。」
びっくりして、目の前がまっくらになったような気がした。


そのままでは話しづらいから、と、検査室から診察室に戻って。
多分、私は泣きそうな顔をしていたんだと思う。
「もう、ダメなんですか?」って訊いた私に、「ちゃんと生まれたケースもあるから、今から諦めなきゃってことはないよ。とりあえず、大学病院の超音波診断の専門の先生に紹介状書くから、そこでちゃんと診てもらおう。顔を知ってる先生だし、腕は確かだから。あっちでの診断結果によってはそのまま大学病院で経過観察になるかもだけど、データは全部こっちにもくるし、こちらでも出来る限りサポートするよ。」
大したことない、大丈夫って宥めるつもりもあったんだと思う。
丁寧に説明しながら、看護婦さんにあれこれてきぱきと指示を出して紹介状やら色々と準備してくれた。
少しでもどうにかしたくて、やっちゃいけないこととかないか訊いたけれど、特になしとの事。
安静にしてなきゃいけないとかもない。いつも通りでいなさいって。

診察が終わって。
後は会計だけなのに、1時間経っても呼ばれない。
その間、泣くまいって頑張ってるのが辛かった。
まわりはまだ1歳にもならない赤ちゃんをつれたお母さんも多くて、元気な泣き声とか聞く度に「なんで、うちだけはうまくいかないの?」って思ってしまう。
本当は、うちだけ、なんてことは全然ないのにね。
不妊治療で私よりきつい想いしてる人は沢山居るって分かってるのに、それでも今は気持ちが追いつかない。
こんなところで泣いてたらいけないって、ただじっと耐えてた。

結局、会計で2時間ぐらい待った。
実際には大学病院の予約を取るのにじたばたしてたそうで、普段ならすんなり取れるのに今は混んでいるのか、途中で看護婦さんが3回ぐらい来て「この日は予定大丈夫?」と何度も確認しては引っ込むを繰り返してた。
その間に、旦那と会社の上司にはメールを打った。
旦那にはあまりいい状態じゃないってことを。上司には大学病院に急遽行かなきゃいけないので休まなければいけないってことを。

会計の時に、予約票と紹介状を渡された。
特殊ケースになってしまう場合は、毎回その大学病院を紹介してるらしくて、ちゃんと現地への行き方とかも印刷して用意してくれた。


帰り道、旦那に電話をする。
まだ外だから泣けない。

自宅について、今度は実家の母に電話する。
この週末はいろんな所でお祭りをやってることは知っていて、旦那がいないから通院後に母に連れて行ってもらう約束をしていたから。
事情を話して、悩んだ後に気分転換に連れ出して欲しいと頼んだ。
行先を自宅により近いものに変更して、「どうせだから、一度そっちに行くよ!」という母の言葉に甘えた。


母を待つ間、30分ぐらいかな。
自分でもどうしていいか分からなくて、ボロボロ泣いた。

ネットを調べれば調べるほど、いやな話が沢山出てくる。
それでも、ちゃんと生まれたよって人の日記を見つけて、縋るように全部読んだ。
大丈夫、ちゃんと生まれてきて育ってる子も居るって、何度も自分に言い聞かせた。


母が来る前にかなり足掻いて泣き止んで、顔を洗っておいた。
実家から電動機自転車で約30分。
「途中でお弁当買ってきたよ! どうせ行っても食べるもの大してないから」と笑う母に感謝しながら、デパ地下弁当を二人で食べた。
診断の結果を話す私に、「むしろ今までが吃驚するぐらい順調だったからねぇ。ま、そんな時もあるわよ」と軽く言う母。
その言葉がけして適当じゃないってのはよく知ってる。
だって、母も私の下に居るはずだった子を、9ヶ月目で諦めなきゃいけなかった事があったのだから。

「で、どうするの?」と言われて、家で悶々としててもよくないから、やっぱりお祭りにいく、と答えた。
もともと、イベント好きなんだ、私。
きっと、お腹の中のチビスケにも、めそめそ泣いてるより私が楽しく過ごしてる方が胎教にいい。
病院だけで午前中ふっとんで、少し疲れてたけど外に出た方が気晴らしになるから、って母と一緒に出かけた。


立川の昭和記念公園入り口側で行われてたお祭りの会場まで。
うちは西立川だから一駅分ぐらい。散歩のつもりで一緒に歩いた。
自転車押しながらの母に、ごめんねって言いながら自分のペース。
妊娠して、随分と歩くのが遅くなったと自分でも思う。
普通の女性のさらに7割とかの速度じゃないかな。本当にのんびり。
紅葉しはじめてきたね、とか、他愛もないこと話しながら。
30分ぐらい歩いたかな。

お祭り会場でお店を冷やかしながら、
母が驕ってくれたジュースのんだりで、何度も休憩で座って、
その後ついでに母の買い物にちょっと付き合って、
心配する母に、ここからは電車で帰るから大丈夫って言って別れて。
その後におまけで本屋とパン屋によって。
流石に疲れたなぁって思いながら家に付いたのは17時ぐらい。

家に帰ってすぐ、旦那から帰るコールが来て、もうすぐ傍の駅だって言われて。
本当に対して経たずに旦那も帰ってきた。

夕飯作らなきゃと思うのに動けなくて寝てしまったり、
夜もPC前で意識失ってたりしてたあたり、相当疲れたのかもしれない。
ここの所、会社の往復かスーパーぐらいしか行かなかったから、
大した距離歩いてないのに足はおしりのほっぺから足首までぱんぱん。
筋肉痛っぽくなって痛くて自分で擦る。
どれだけなまってたんだ、と、自分でショックを受けた。

夕飯は結局旦那が作ってくれた。
手順をざっくり話したら、こっちが寝てる間に作ってくれてた。
寝てた間、無意識にずっとお腹に手当ててたよって、旦那に教えられた。


疲れて周りに迷惑かけたけれど、多分、無理に出かけて正解だったんだと思う。
今、この日記かいてる間もちょっと泣きそうだけど。
私が泣いてたら絶対に良くない。
チビスケは頑張ってるんだから、私は心配でも泣かずに、「外には楽しい事沢山あるんだから、元気に出ておいで」っていろいろやる方がいいんだと思う。
私が多少辛かろうが、なんだろうが、それでこの子が元気に頑張ってくれるならそれでいいと思う。


お腹に手を当てて願うのは、あの小さな体で痛みとかに耐えてなければいいってこと。
もっと大きくなっていたら、私のお腹蹴って「痛いよ!」ってアピールする事もできるかもだけど、チビスケはまだ本当に小さくて、手を当てても「このへんかなぁ?」なんて有様。
まだ、外からは動いてるのもよくわからない。
今は、ただ無事を祈る事しかできないし、祈ったってダメな時はダメなんだって、前回のでよく分かってる。
でも、私は信じるよ。
私が信じなきゃ、何も始まらないもの。



月曜日、杏林大の大学病院に行ってきます。
考えてみると、あそこの病院は今まで何度も名前が出たのに行った事がなかったなぁ。
血液内科に行く時、あそこを選んでいたらカルテとか残ってて便利だったかなと、ちょっと後悔。
急すぎて旦那は仕事を休めそうにないので、母に付き添ってもらう予定。
多分、涙ぐんだりしたら、また母に喝入れられるんだろうなぁ。(苦笑)
手術とかの話もでるかもだけど、昔受けた骨髄検査ほど痛いのはそう滅多にないだろう。
それに、今回は意味も分からず受けるんじゃなくて、我が子の為って思えば何でも耐えられそうな気がする。


チビスケ、がんばれ。
みんな、みんな待ってるからね。
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